[original] 台北橙
photo by Kuo Chiao Lin on unsplash 台北橙 夜中に、ふと目覚める。 視線を感じた。隣で眠っていたはずの彼が、闇の中、横たわったままじっと僕を見つめていた。 「夢を見たよ」と、彼は言...
オリジナル作品、あるいはオリジナル色の濃いFanFic。
photo by Kuo Chiao Lin on unsplash 台北橙 夜中に、ふと目覚める。 視線を感じた。隣で眠っていたはずの彼が、闇の中、横たわったままじっと僕を見つめていた。 「夢を見たよ」と、彼は言...
内輪向け企画300字小説、お題「天使と悪魔」 みつかい 薄暗い見世物小屋の奥、揺り籠にいたのは天使だった。傍らに立つ、座長と思しき太った男が、こいつ預言をするんですよと耳打ちした。「翼がないな」「死んだ親から這い出てき...
300字SS。2019/12/07お題「祝う」参加作品 祝賀 おめでとうと言われるたび、ぽん、と紙風船が飛んだ。実際にではない。頭の中で、紅色の、ぱんぱんにふくらんだ紙風船が、放物線を描いて空を舞う。「XX君、お誕生日...
「燃える脚の寝室(一)」「interlude」の続き。先にそちらをどうぞ。ほぼハックスのみの、一万字以上の気味悪い長編です。何でも許せる方向け
「燃える脚の寝室」の幕間劇。芝居の真似事をするハクレン。
枕営業するハックス。将軍単体の話です。